国内外で活躍する22名の作家による現代版画の企画展です。オリジナル版画をA4サイズに統一し各々の版種にて表現しています。素晴らしい作品たちと出会っていただければ幸いです。
<出品作家>22名
筆塚稔尚、古本有理恵、林孝彦、平野有花
平瀬恵子、今村由男、神﨑智子、風間雄飛
箕輪千絵子、毛利元郎、中村由起子、西平幸太
小川淳子、大川心平、大杉祥子、岡田まりゑ
RyokoMaryKojima、齋藤悠紀、高垣秀光、瀧千尋
滝澤徹也、田村洋子
「ピュシス-萌芽する版画家たち-」展は2021年で10回目を終え、2022年から「ピュシスNEXT-版の表現者たち-」展と名前を変え、東北芸術工科大学版画コースおよび同大学院の卒業・修了生である出品者が主体的に運営する展覧会となりました。
本展覧会は、作家として経験を積みつつある出品者が互いに切磋琢磨する挑戦の場となり、充実した場となることを目指します。
出品者一同、ピュシスNEXTを盛り上げられるよう努めて参ります。
(ピュシス:ギリシャ語で「自然」の意)
<出品者一同>
<出品作家>23名
大森弘之、齋藤僚太、平野有花、真栄城理子
相馬裕子、あるがあく、磯貝さとみ、金子美早紀
武智なつ子、野瀬昌樹、畠山美樹、古林怜美
矢島幸枝、下山明花、松江仁美、木村美咲
小野寺唯、原田綾乃、伊東柾孝、彭江楠
中村桂子、結城泰介、若月公平
コロナ禍の2021年、作家活動に専念して30周年の節目を迎えることができました。
この節目を機会に2022年は気持ちを新たにして、更に新しい表現を目指して精進してまいりたいと思います。
2年ぶりの参集殿の個展をぜひご高覧いただければ幸いです。
<生田宏司>
略歴1953年 | 山形県鶴岡市に生まれる(千葉県在住) |
1976年 | 4多摩美術大学絵画科日本画専攻卒 (加山又造氏、上野泰郎氏、堀文子氏に学ぶ)版画独学 |
1985年 | 期待の新人作家賞展(買い上げ賞) |
1986年 | 第1回国際ミニアチュア版画展(第1席・1991年も同賞)アメリカ |
1987年 | ワークスオンペーパー展 (買い上げ賞・1988年も同賞)アメリカ |
1989年 | 第4回トロント国際ミニチュアアート展(佳作賞)カナダ カダケス国際ミニチュア版画展(グランプリ・個展賞)スペイン 中華民国国際版画ビエンナーレ展(行政院文化建設主任委員長賞)台湾 |
1990年 | 日仏現代美術展(アートよみうり賞) 第13回国際蔵書票ビエンナーレ展(特別名誉メダル賞)ポーランド カダケス国際ミニアチュール版画展にて審査員スペイン インタープリント国際版画展(名誉メダル賞・個展賞)ウクライナ ニューヨーク・ウエストルームギャラリーにて個展開催 |
2013年 | 喜多方市美術館にて個展開催・図録刊行 福島県 |
2018年 | CWAJ現代版画展において審査員特別賞を受賞 東京 |
国際的に活躍 (アメリカ、フランス、ポーランド等、多数受賞歴あり。) 元日本版画協会準会員(‘91退会) 東北芸術工科大学非常勤講師(’94~‘02) |
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収蔵 | スミソニアン博物館/米国議会図書館/ロサンゼルス州立美術館(アメリカ) ドービニー美術館/国際猫美術館(フランス) クラコフ国立美術館(ポーランド) 国立台湾美術館/台湾師範大学(台湾) 千葉県立美術館/佐倉市立美術館ほか |
銅版画を始めて40年。宇宙に漂う時間、空間、命の在処などをテーマとし、樹木やその根っ子、植物などを題材に描写的な作品制作を続けて来ました。
昨年3月に20年間務めた東北芸術工科大学を退職後、何処かやり切った喪失感に似た感慨の中、ふと辿り着いたのが「描く」こととは自身にとって何だろうか? の疑問符。
90年代の旧作も含め近作、新作を展示します。
<東北芸術工科大学 名誉教授 若月公平>
略歴1956年 | 埼玉県 大宮生まれ |
1981年 | 武蔵野美術大学実技専修科研究課程版画専修修了 |
1981年~'83年 | 同上大学版画研究室副手 |
1983年~'88年 | 同上大学版画研究室助手 |
2001年~'21年 | 東北芸術工科大学 芸術学部美術科 教員 |
受賞歴抜粋 | |
1981年~ | 「日本版画協会展」(1987第55回-準会員佳作賞-) |
1985年 | 「第17回現代日本美術展」 ブリヂストン美術館賞 /東京都美術館・東京 「第2回中華民国国際版画展」 金賞 /台北市立美術館・台湾 |
1997年 | 「リュブリアナ国際版画ビエンナーレ」 グランプリ /スロベニア 「富嶽ビエンナーレ」 準大賞 /静岡県立美術館・静岡 「大阪トリエンナーレ-1997-版画」 羽曳野市賞 /マイドームおおさか・大阪 |
2017年 | 「第10回高知国際版画トリエンナーレ」 佳作賞/いの町紙の博物館・高知 |
収蔵 | ブリヂストン美術館、京都国立近代美術館、アメリカ合衆国国立図書館、パリ市立図書館、他 |
あらゆる動物の要素をあわせもつ竜(ドラゴン)をテーマとして銅版画を作っています。よりよい竜を描くための動物観察的なドローイングも含めた銅版画とドローイング展です。
<西村沙由里>
1988年 | 北海道札幌市生まれ |
2011年 | 東北芸術工科大学 洋画コース版画専攻卒 |
2012年 | 西村沙由里銅版画展(鏡石鹿嶋神社参集殿) |
2013年 | 東北芸術工科大学大学院 洋画領域修了 佐藤国際文化育英財団21期奨学生 第80回日本版画協会展 山口源新人賞 |
2013年 | 茨城県筑西市のザ・ヒロサワ・シティで制作活動開始 |
2015年 | Contemporary Japanese Print makers(シアトル ダビットソンギャラリー) |
2015年 | 第83回日本版画協会版画展 準会員佳作賞 |
2016年 | 西村沙由里銅版画展(鏡石鹿嶋神社参集殿) CWAJ現代版画展60周年記念大会 審査員特別賞 日本版画協会会員推挙 |
2017年 | 高知国際版画トリエンナーレ |
2018年 | 第2回八色の森美術展(新潟県 池田記念美術館 ’17年) アートコラボレーションつくば 新鋭作家美術展(つくば美術館) 中華民国第18回国際版画ビエンナーレ(’16年) 西村沙由里展(ギャラリー志門 ’11年、’12年、’14年、’16年) |
2019年 | PREMIO LEONARDO SCIASCIA amateur d'estampes 9 Edizione 2018-2019 Secondo Classificato(ミラノ スフォルツェスコ城 収蔵) |
2019~'20年 | ポルトガル ドウロ国際版画ビエンナーレ |
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